昔ある登山家がこのように言ったそうです。
「なぜ山に登るのかって? そこに山があるからだ。」
欧州3大北壁とは、マッターホルン、グランド・ジョラス、アイガーですが、とりわけ北壁が難所とされるのは、冬季に吹雪や雪崩の危険が増えて一層危険になるからですが、昔も今も登山家の熱いまなざしが注がれているようです。
そのむかし、フィルムカメラ時代には、日本のカメラ製造会社は世界のカメラ愛好家から見て、制覇すべき名峰に例えられました。キャノン、ニコン、オリンパス、ペンタックス、ミノルタ・・・
レンズもそうです。ニッコール、キャノン、ズイコー・・・ 当時関心の薄かった私でも、友人がカメラのレンズをうっとりと語っていたのを思い出します。レンズは古くなっても物理構造が損なわれなければ、そこに価値があるということなのでしょう。まるで宝石ですね。
中古市場で最も出玉の多いのが、Canon です。「初心者は、迷ったらキャノンにしておけば間違いない」と言われるくらい、オールマイティで安定していて、常に市場をリードする開発の姿勢などもあって、中古カメラ市場をけん引しています。
Canonはカメラ・ボディもレンズも数が圧倒的に多く、オークションサイトではジャンクものに結構な高値がついて取引されていたりするのを見ると、。
キャノン ボディ
1 On sale (絶賛売り出し中)
◎35mmフルサイズ一眼レフ
EOS 6D MkⅡ 世界最軽量フルサイズ一眼レフ Amazon ¥192500
EOS 5D Mk Ⅳ 約3040万画素CMOSセンサー Amazon ¥148980 ~ 258000(新品)
EOS RP
EOS
◎ミラーレスレンズ交換シリーズ
EOS R
◎コンパクトデジカメシリーズ
カメラ雑誌に掲載され、テレビやYoutubeでも頻繁に目にするのが今売り出されている機種ですが、上位クラスの価格を見るとカメラ本体だけで20万円前後で、これにふさわしいレンズを標準と望遠を購入すると35万円~40万円となり、バッグやSDカード、三脚などを買うとなれば50万円という数字が見えてきます。
ここをどう考えるかは人それぞれです。
「カメラをずっとやる。ほかには金を使わない。だから●●の一番いい機種と一番いいレンズを買う。」
「趣味に50万円はきつい。初心者だから安ければ安いほど良い。」
2 After sale(型落ち機種)ー 新型機種の登場により生産中止となったもの。中古市場ではまだまだ人気がある。
◎一眼レフ-フルサイズ
EOS 6D (MkⅠ) Amazon価格
EOS 5D
◎一眼-APS-C
EOS Kiss X90
EOS Kiss X8i
EOS Kiss X10
EOS 9000D
EOS 5D Mk Ⅳ
◎一眼ーミラーレス
EOS Kiss X90
EOS Kiss M5
EOS Kiss M2
EOS M6 Mk Ⅱ
◎コンパクトデジカメシリーズ
PowerShot SX70 HS ~71380
これだけラインナップが充実しているのはCanonとSonyでしょう。
型落ちしても新しめの機種はまだまだ人気があって中古市場でもそれほど下落していません。
安ければ安いほどありがたい流派は、Canonの型落ち(古め)を狙うべきだと思っていますが、理由の一つに、新品を買ってカメラを始めた人が、その最初の新品カメラを使い続ける期間が平均して約2年と言われています。2年もすると、新型が登場してほしくなるか、カメラの関心が薄まって棚に入れっぱなしになって手放したくなるようです。
3 After after sale(型落ち落ち)ー 生産中止となってから相当時期経過して、中古市場での本体価格が10,000円以下のもの。ただし、ジャンクではない。
◎