カメラボディは型落ちモノをお勧めします。
カメラを始めようとするあなたに、いきなり高機能高価格のモノを買わないで、型落ちを進める理由は以下の3点です。
1 高機能高価格の機種を購入すると、その機能にたどり着くまでの時間とエネルギーがもったいないです。今のカメラは、急速に発達しています。10年くらい以前に発売されたものでも、全く問題なく使えます。むしろ、古い機種の方が余計な機能がついていなくてシンプルなだけ、写真撮影の基礎の勉強に集中できると思います。
2 その機能がないと撮れない写真を撮るのでしたらよろしいです。どうぞ、そのカメラをお買い求めください。そうでないなら、高級品を買ってしまうと「もったいない」気持ちになってしまって、タンスの中に眠らせることになりかねません。
3 カメラの基礎ができてくると、現在のカメラやレンズでは飽き足らなくなってきます。別のメーカーのものを使ってみたくもなります。(いわゆる「沼」にはまります) 型落ちモノを使っていれば、グレードアップや追加・変更が容易です。
型落ちの条件(高級品やプロ御用達のものは対象外)
これからカメラを始めようとしている人が、基本を勉強するために廉価な機種から始めて、将来も長く写真撮影を楽しんでいきましょうという趣旨です。いきなり高機能高級品を購入することを否定するものではありません。
型落ち一眼カメラとは以下の条件を満たしているものをいいます。
①すでに次のモデルが出ていること 又は、発売後10年経過していること
②ボディの価格が3万円以下であること。
このサイトでメーカーごとに示していきます。
レンズは型落ちする?
本サイトでは、型落ちレンズとは以下の条件を満たしているものをいいます。
①すでに次のモデルが出ていること。(=生産停止であること)
②発売されてから十分な(10年程度)期間が経過していること。
レンズの場合、ソニーがミノルタを吸収したり、リコーがペンタックスを吸収したりしましたが、以前のレンズが使えるように配慮されています。また、4000~5000円ほどしますがアダプターを使用することで、フィルムカメラのレンズが最近のミラーレスに装着できますので、型落ちという見方はあまりされないようです。サードパーティのものであっても、伝説的に映りの良いものは、やはり値崩れしないようです。レンズの場合、マウントが合うことが重要で、掘り出し物をゲットしたつもりでも、そのレンズが使えるカメラボディを持っていないと、別の買い物をする羽目になります。
中古市場でジャンクとして売られているレンズは、①作動不良 ②汚損 のために価格が低くなっています。中にはジャンクなのに中古良品の価格をつけている場合もあるので、説明をよく読む必要があります。
作動不良のものは自分で直すつもりがないなら買うのはやめましょう。たいていの場合ゴミです。 レンズ内にホコリ、チリが入っていたり、カビが発生していると、撮影画像にそれらが映り込むことがありますので、こういうものも避けるべきです。 清掃するにも、道具や洗剤をそろえる必要がありますから。